本記事を見られているあなたは、現在、不倫をしてしまい、相手方から請求が来てしまった状況でしょうか。
一般に、浮気、不倫、不貞等言われる本行為の類型ですが、請求された段階から「適切な対応」をすることで進行するいわゆる「流れ」のようなものがありますので、いきなり相手方、弁護士から請求が来たことで焦って対応して取り返しのつかないことにならないようまず落ち着くことから始めて下さい。
このページの目次
不貞行為の慰謝料請求についての適切な対応とは
まず、いきなり相手方もしくは相手方弁護士から書面もしくはお電話が来て、対応に困られているかと思います。どうするかをまず考えるより、まず深呼吸しましょう。
一旦落ち着いてください。その上で、早急な判断をする必要はございません。
交渉のよくある手法として、早急な判断を求めて、十分な検討をできないまま回答させられてしまうといったものがあります。焦らず対応しましょう。
その上で、弁護士との対応も考えられている場合は、一度弊所にご相談ください。
私であれば、この種の事案について数えられないぐらいやっておりますので、反論のポイント、対応する際の注意点をお伝えできるかと思います。
あくまで事案によりますが、相手方請求が過大である場合もございますので(ほとんどの場合がそうです)、過大請求な事案である場合については適切な主張の上、減額ができるかと思います。
具体的な対応の流れ
詳細はご相談ご依頼頂く際にお話しますが、概要以下のイメージです。
1 ご相談者様と協議して十分な聞き取りの実施
皆様から本件で必要な事情を聴きとらせて頂きます。
一例をあげると、相手方配偶者と性交渉の事実があったかいなか、性交渉を推認される事実があったかいなか、相手方配偶者が婚姻をしていることを知っていたか否か、相手方夫婦の婚姻状況といったものです。
2 弁護士による反論書面の作成(相手方請求への対応です)
そこから有効な反論を組み立てた上で、減額なのかはたまた相手方の請求は理由がないのかといったものを相手方と議論していくことになるといったのが本件解決の流れになります。
3 随時の交渉(いわゆる減額交渉です)
ご依頼頂いたあなたと電話・メール等で進捗の報告、相談をしながら相手方との交渉にあたります。
協議段階でで解決することが多くありますが、双方に折り合いがつかない場合は、訴訟に移行することになります。
4 訴訟対応
なかなか裁判までなることが多いわけではありませんが、双方で調整がつかなければ裁判になります。協議段階とそれほどご準備頂くことは変わりません。裁判所の指揮の下に進めるといったイメージです。
訴訟になったとしても判決まで行くことは少なく、多くの事案では和解で終わることが多いですので、訴訟自体について、それほど恐怖心を感じる必要はないかもしれません。上記のような流れで、適切な反論を繰り返し、双方折り合いつくところで解決をする(多くの場合で相手方請求金額よりは減額といった形が多いです)というのがこの種の事案の解決の流れになります。
5 まとめ
適切というのが難しいもので、不用意に相手方へ返答してしまい、それが証拠化され、金額が高くなることもなりえます。
弊所では、ご依頼を検討されている方については無料で相談を対応させて頂いております。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。