今回は、ご紹介させて頂くのは、表題のとおり一方が強く離婚を求め、他方が何が何でも離婚が嫌と主張する事案の離婚請求側の対応事案です。どのように進めるのがより早期解決に資するかの私なりの考えをお伝えさせて頂きますのでその点からご覧いただけますと幸いです。
なお、本事案に限らず私が紹介している解決事案は実際の内容から変更した上でご紹介させて頂いております。
解決事例
今回は、ご紹介させて頂くのは、表題のとおり一方が強く離婚を求め、他方が何が何でも離婚が嫌と主張する事案の離婚請求側の対応事案です。どのように進めるのがより早期解決に資するかの私なりの考えをお伝えさせて頂きますのでその点からご覧いただけますと幸いです。
なお、本事案に限らず私が紹介している解決事案は実際の内容から変更した上でご紹介させて頂いております。
当初ご相談された段階では、相手方が離婚に応じてくれない、どうしたらいいかといったものでした。そのような内容でしたので、私もやれることはやってもらった方が良いと考えて、では調停やってみるのはいかがですかとお話したことを覚えております。そうしたところ、ご本人からやりましたが、不成立になってしまったとのものでした。
さぁどうしたものかと考えておりましたが、そうなってくると相手方も基本的に相当頑なですし、離婚訴訟しかないというのが私の考えです。ただ、弁護士が就いて訴訟を前提に協議をすると、応じることも少なくありません。そこで相手方に連絡して、話が進まなければ早めに訴訟という前提でご依頼頂きました。なお、この時点でもいわゆる離婚事由は十分に存在しており、早々に進めた方がよいといった状況でした。ただ、訴訟より協議の方が早いという依頼者様と私の協議でそのように進めることになりました。
ご依頼頂き、即座に相手方に連絡し、こちらは離婚の意思が固く、すぐにでも訴訟提起できる準備はしている。こちらもあなたに訴訟というご負担をかけたくないというご連絡を行いました。このお話自体、依頼者様や私の本心である程度結果の見えている訴訟をする必要がないのではということからありのまま相手方にお伝えしました。
しかし、相手方は離婚はしたくない、やり直したくないと頑なでした。それでもなお依頼人の意向は固いとお伝えしましたが結局状況は変わりませんでした。
これ以上協議をしても埒が明かないと依頼者様とお話し、訴訟提起をすることになりました。そうすると、相手方に代理人が就きました。そこで話し合いの余地があるか検討の為、一度お電話で連絡しました。ただ、結果として本人の意向が固いから調整による解決は厳しいといったものでした。
そうなると、判決以外ので解決の目はないかと思いましたが、できることはしたいと思い、双方の主張が一旦整理された段階で、裁判官と個別に話をしたいと申し出て、ある程度結果も見えていることなので、和解について相手方に話はできないかとお伝えしました。裁判官も同じような考えだったようで事前に相手方弁護士に連絡してくれていたようです。相手方弁護士も基本的には同じ考えだったようですが、本人を説得できなかったようです。その旨が協議の中で出てきましたので、裁判官に説得してもらうよう依頼しました。それについては、裁判官も快諾してくれて、裁判官と相手方(相手方代理人も同席していたようです)で1時間程度お話をして頂けました。
ただ、結局お話は功を奏さず、判決になりこちらが求める結果は出ましたが、控訴され解決まで時間を要しました(控訴も当然認められませんでした)。
色々と手を変え品を変え、早期解決の為に方法を試しました。このように様々な方法を試したのは、それこそ依頼者様が早期解決を望まれ、そのためにできることをしたい思い、判決よりはより早期解決に資する協議、裁判になっても和解を目指しました。
もっとも功を奏することなく、結局判決での解決になりましたが、依頼者に逐次ご報告しながらやっていたこともあり、私の思いを汲んで頂けてありがたかったといって頂けたのが印象に残っております。
皆様にとってより良い解決のための方法を模索したいというのが私の方針です。現在の課題解決の為、共に尽力できればと考えております。ぜひお気軽に一度お問い合わせ下さい。
弊所では、離婚分野をはじめ多くの分野について、無料相談を実施しております。
兵庫県にお住まいの方はぜひご来所頂き、遠方にお住いの方も弊所はオンラインで対応しておりますので、一度気軽にご相談のご連絡を頂けますと幸いです。
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なお、本事案に限らず私が紹介している解決事案は実際の内容から一部変更した上でご紹介させて頂いております。
本件は、連絡が取れなかった相手方とスピ―ド離婚できた事案です。相手方と連絡が取れないからと言って離婚をあきらめる必要がありません。
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本件は、ご依頼後やっと調停期日進行がなされ解決することが出来た事案です。それまで正直無駄に期日進行してしまっていたという事案です。
ご相談に来られる際に既に調停が係属しておりましたが、十分に進行しているとは呼べないものであり、期日を既に4回は終えているにかかわらず婚姻費用の整理も十分と呼べるものでなく、離婚に至っては、双方離婚については争いがないことを確認しているだけ状況でした。
そんな中、私が介入後それこそ4回程度の期日で離婚成立まで導いた事例です。
調停進行の一例として見て頂けますと幸いです。
なお、本事案に限らず私が紹介している解決事案は実際の内容から一部変更した上でご紹介させて頂いております。
本件は、離婚請求事案において、いわば「満点解決」の事案です。 浮気をされかつ相手方が高収入という支払いを多く受ける可能性がある事案です。もっとも、このように上手くいくことはそうそうありませんので、その前提でこういう風にいくこともあるといったようにご確認頂けますと幸いです。
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本件は、夫婦喧嘩の末、かなり強度の暴行を受けることになった事案です。何とか、緊急的にご実家に避難され、生活している状況でした。
どうしていいかは分からないが、相手方を許せないといった内容でご相談頂いたのを今でも鮮明に覚えております。
かなりご本人としてはしんどい思いをされた事案ではありましたが、解決の際には晴れ晴れとした表情でお会いできたのを今でも覚えております。
このような解決もあるといった視点でご確認頂けますと幸いです。なお、本事案に限らず私が紹介している解決事案は実際の内容から一部変更した上でご紹介させて頂いております。