モラルハラスメント
モラルハラスメントとは、モラル(道徳・倫理)に反した精神的な嫌がらせと言われております。かなり多義的で、相手方のモラハラがひどくてと言われる方でも様々なものがあります。限りあるご自身の人生ですのでこのような方と一緒に生活すること自体が浪費ではないかと個人的には思ってしまいます。私としては嫌がらせを日常的にする人と常に顔を合わせることはしたくありませんので…。以下では、私の過去の経験を踏まえて、①モラハラの代表的言動②モラハラへの対応策③離婚に向けてといった形でみていきたいと思います。
①モラハラの代表的言動
誰のおかげで飯食えていると思っているのか
これがかなり多いというのが私の印象です、というより、モラハラで離婚したいと言われる方で相手方からこの言葉を言われていない方はいない印象です。
お前は家にいるだけで楽でいいよな
これも上記と同様にかなり多い内容です。典型的なモラハラの内容といってよいと思います。
生活費を渡さない、支出に対して過度に厳しい
こうなると生活できません、また全ての支出に領収書を要求されるといった方もおられました。全てチェックするのは、それはそれで凄いなと私が逆に関心したぐらいでした。
自分の意見を語気強く押し付ける、不機嫌になる(今でいうフキハラ)
これは言動や行動で威圧する方ですね。これは他の点と重複して何とか自分の思っている形にもっていこうとしてうまくいかなければフキハラされて、それが面倒なので言うことを聞くという方が多かったです。
モラハラへの対応策
以上見てきたモラハラをする方の性格は基本的に変わりませんので、対応策として議論したとしても感情論になるのでそこは個人的にはお勧めしておりません。私自身もこのような相手方の場合は、書面で冷静に議論するないし法的手続の中で一つずつ協議するようにしております。
離婚に向けて
モラハラ相手との離婚についての決心
モラハラをする人の収入はなぜか高いことが多いのですが、結局あなたはその収入が高いことの恩恵を受けられていないと思います。嫌がらせを受けてなお一緒に生活するかはあなた次第ですが、個人的にはお勧めしませんし、今後の人生を良きものにするためにもいいことではあるとは思えません。
モラハラ対策のために弁護士への相談
モラハラ対策として、離婚がばれると色々と言ってくると思います。多くは、弁護士に騙されているだけだ、そんな奴と自分のどっちを信用するのかなどが多いとお聞きしたことがあります。そこでどうしたいか結局はあなた自身でお決めになるものですが、一つずつ分解してどっちの方が納得できたかを具体的に考えられることをお勧めします。
また、特にモラハラをする人は自分のものと思っている金銭を取得されることを強く嫌がりますので、弁護士と相談してもらうべきもの(夫婦で協力して形成した財団ですので当然取得する権利はあります)をもらうべきであると個人的には思っております。
弁護士との具体的な進行
実際の状況を見てということになりますが、多くの財産の整理を要することになりますので、相手方が協力してくれればともかくそうでないと法的手続きを進めることが多いと思います。実際に私の経験上モラハラをする人が相手方の場合、多くは法的手続きを進めることが多かったです。協議で解決できた場合は、相手方に弁護士が就いて建設的な議論ができた場合でした。
まとめ
ここまで読んで頂いたあなたはおそらくモラハラされていたのだと思います。これまで我慢されてきたのでしっかりと受けるべき給付を受けて頂いて今後の有意義な人生に活かして頂くべきでは個人的に思っております。
そのためにご相談頂ければこういう方法があるといった方法のご提示をさせて頂けるかと思います。お気軽にご相談ください。