コラム |神戸で離婚・不貞の慰謝料請求の弁護士相談【中村法律事務所】

離婚で住宅ローンが残っている家をどう分けるか――多くのご相談で最も悩まれるテーマです。 「住宅ローンが残っていても財産分与の対象になるのか？」 「アンダーローン・オーバーローンの違いは？」 「名義変更や借り換えはできるのか？」 この記事では、弁護士が具体例を交えながら 離婚時の住宅ローン付き不動産の財産分与の整理方法 をわかりやすく解説します。   住宅ローンが残っ...

離婚後に財産分与を取り決めても、「相手が支払ってくれない」「そもそも応じようとしない」というトラブルは少なくありません。財産分与は法律上の権利であり、支払いを拒否されたからといって諦める必要はありません。   この記事では、財産分与を払わない相手への具体的な対処法を、調停・審判・裁判・強制執行の流れを踏まえて弁護士が解説します。さらに、請求できる期限や実際の解決事例も紹介し、今後の対応...

離婚時に「年金分割だけで大丈夫？」と不安に感じる方は少なくありません。 実は、年金分割だけでは足りないケースも多く、財産分与も含めて整理することが重要です。 本記事では、弁護士の経験をもとに、 年金分割の仕組みと種類（合意分割・3号分割） 手続きの流れと期間制限 財産分与との関係 実際の解決事例とよくある質問 をわかりやすく解説します。 読めば、...

不倫裁判にかかる主な費用 不倫裁判を起こす・対応する際には、いくつかの費用が発生します。大きく分けると以下の3種類です。   裁判所へ納める収入印紙 分かりやすく言えば、裁判所を利用する費用です。相手方へ請求する金額によって変動しますので、どのような金額を請求するか十分検討する必要があります。なお、令和７年９月時点では、収入印紙を購入して裁判所に納付することになりますが、裁判所のオンラ...

結論の要点（まずここだけ） 相手が既婚者であることを知らず、かつ知らなかったことに過失がないなら、原則として不倫慰謝料の支払義務はありません。 責任が成立するには ①不貞行為（性交渉）、②既婚の認識・過失、③婚姻関係の不破綻 が必要。いずれかが欠ければ不法行為は成立しません。 途中で既婚と知った場合は、その時点以降の行為のみが問題になります。 受け手側は、知らなかった／過失がな...